還暦

今日は偉大なる我が父上のバースデーである。
気づけば父上も60歳。やはり久々に会うと『あぁ、歳をとったなぁ』と思ってしまう。
しかしながら、年老いたとはいえ自分はまだまだ父上に勝てる気がしない。
腕力、生き方、その他諸々。やはり男にとって父という壁はなかなか越えられないものである。

姉上も言っていたことであるが、『おとんは不死身』なのである。
ある日は
『バイクで転んだ』
と言って、左半身血まみれになり帰ってきたり、
ある日は
『海に落ちて牡蠣の殻で切った』
と言って、左手を血に染めながら帰ってきたりした。

一度脳梗塞になって、命の危険にさらされた時も、息子の自分には一切知らせず、いつの間にか退院していたらしい。

父上は偉大である。
おそらくこのペースで行けば、138歳くらいまでは生きていてくれるはずである。

まだまだ人生中盤戦。頑張れおとん!!

あなたへのメッセージはただ1つ。
『どうかいつまでも元気で居てください。』


切にそう願う。。


『誕生日おめでとう』

帰ったら、また一緒に酒でも飲もうや。